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アトピー性皮膚炎


アトピー性皮膚炎とは
アトピー性皮膚炎は、強いかゆみを伴う慢性的な皮膚の炎症(湿疹)です。
「かゆみ」は診断に必須で、睡眠や日常生活、学習に支障をきたすことがあります。また、乳児期の湿疹は食物アレルギーの発症リスクと関連することが分かっています。
予防について
現時点では、アトピー性皮膚炎そのものを確実に予防する方法は確立されていません。出生後早期から保湿剤を使用することで予防効果が示された研究もありますが、効果が認められなかった報告もあり、今後さらなる研究が期待されています。
一方で、湿疹が出た際に早期から適切な治療を行うことで、食物アレルギーの発症を抑えられる可能性が示されています。「早めに治す」ことがとても重要です。


治療の基本
治療は、以下の3本柱が大切です。
スキンケア
汗や汚れを落とし、皮膚を清潔に保ちます。
シャワー浴は、症状改善に有効とされています。
薬物療法

治療の基本は、炎症を抑えるステロイド外用薬を中心とした外用療法です。
年齢や重症度、部位に応じて、適切な強さ・量を使います。
正しく使用すれば安全性は高く、自己判断で避けるとかえって悪化することがあります。
症状が落ち着いた後も、必要に応じて週2回程度の間欠的治療(プロアクティブ療法)を行うことで再燃を防ぎます。
近年は、プロトピック、コレクチム、モイゼルト、ブイタマーなど、ステロイド以外の外用薬も選択肢として増えており、上手に使い分けることでコントロールがさらに良くなります。
さらに、外用治療だけでは十分な改善が得られない場合には、注射薬や内服薬による治療も選択肢となります。これらの治療は、年齢や重症度、安全性を十分に考慮したうえで適応を判断します。
悪化要因への対策
ダニ、汗、細菌、ペットなどが関与します。
環境整備や生活上の工夫も治療の重要な一部です。
おわりに
アトピー性皮膚炎は、「治らない病気」ではありません
適切な治療を続けることで症状は大きく改善し、生活の質を高めることが可能です。
近年は内服薬や注射薬も登場し、治療の選択肢はさらに広がっています。
「治らない」「仕方がない」とあきらめず、ぜひ一度ご相談ください。